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オメガネックレスはなぜイタリア製が多い?理由と日本製がない理由

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イタリア製が多いオメガネックレス

オメガとはその名の通り「Ω(オメガ)」の形をしているネックレスチェーンで、形が崩れないことでジュエリーの楽しみ方のバリエーションとしては隅に置けない存在となっています。
しかし、このオメガネックレスはほとんどが輸入となります。

イタリア製が多い理由

イタリア製オメガネックレスチェーン

伝統的な金属加工技術

イタリアの金加工、細かい細工の歴史は古く、ジュエリー貴金属アクセサリーの製造が盛んです。ヴィチェンツァの金アクセサリーやフィレンツェ、ヴァレンツァなどが有名。

昔から受け継がれたした職人による細かい加工技術や、イタリアならではのデザイン力などが世界的に評価されているゆえんです。

その高度な技術や高いデザインによってオメガチェーンの特殊な構造、しなやかさと形状の維持のバランス、美しい輝きを作りだしました。

イタリアではオメガネックレスのの製造歴史と実績があるため、価格の変動を少なく安く生産できるというメリットもあります。

また、世界的に有名なブランドによるオメガネックレスの地位確立も理由の一つと言えるかもしれませんね。

国産がない・少ない理由

ある日、貴金属専門の会社で聞いてみました。

「なぜオメガは国産が無いんですか?」

「なんでですかね~。こういうの作っているところが無いんですよね。数もそんなに出ないし、デザインもいろいろ繊細なものがあって、日本人の感覚とはまた違うタイプだし、採算が取れないからなかなか制作できないのでしょうね。」

という現実的な話を目の当たりにしました。

たしかに、デザインは独特のものも多く、周りに巻き付いている素材もあまり見かけませんね。

もし日本でおなじようなデザインのものを制作すると、イタリア伝統技術やデザインのパクリとなりかねません。
ジュエリーの世界は形に見えない価値というものも含まれます。
もし逆に日本の職人による精工な技術で作られた伝統工芸が、イタリアで日本より先進的で精工な技術で作られている同じものを並べた時、イタリア製と日本製どちらの方が好まれるかというのにも似ています。

もちろん当事国であれば自国のものが好まれるかもしれません。
しかし、日本の伝統工芸は世界シェアできても、イタリア製の日本工芸は世界シェアできるでしょうか。
これが下記理由にもつながります。

日本製オメガネックレスがほとんど見られない一番の理由は、日本でのオメガネックレスの需要の少なさかと思われます。

もし日本でオメガネックレスを制作されている会社がありましたら教えていただけると幸いです。ぜひページでご紹介させていただきたいと思います。

それほどほとんどが輸入となっているオメガネックレスですが、日本に入ってくるオメガネックレスの中で一番シェアが多いと思われる製造国はイタリアです。

商標として登録されているのか、いろいろと事情があるのかもしれませんね。

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リノアネックレス
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昨今の世界情勢や物価高騰など、おしゃれとして貴金属・ジュエリー・アクセサリーを身に着ける機会が減ってしまったかもしれません。しかし、この業界と世界観を応援し、同じ分野の他店も含め一緒に盛り上げたいという気持ちで立ち上げました。 みなさんのそばに、ちょっとだけ生活を豊かにするおしゃれが見つかりますように・・
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